チャットできるLiveRadioStreamsの作り方。
概要
まず、今回は、1つのチャンネルで別々の場所から2人でラジオ配信を行うことは可能か?
という所から始まりました。
そのやってみた答えをここに示します。
1.リモートでミキサーに集約する方法があります。
準備
・Cleanfeed(クラウドベース)
・会議ソフト(例:Zoom、Skype、Discord)※後付けでもいい、あってもなくてもいい。
・仮想オーディオケーブル(例:VB-CABLEなど)※物理的なミキサーがあるひとは不要(YAMAHA-AG06など)
・ミキサーソフト(例:Mixxx、OBS)
手順
1.会議ツールやクラウドベースのミキサーサービスに接続(どちらでもいいからね)
・別々の場所にいるパーソナリティ同士が、Zoomなどで通話を開始します。
・クラウドミキサーの場合は、Cleanfeedなどで招待リンクをゲストに送る
2.Mixxxの設定
・仮想オーディオケーブルで音声をMixxxにルーティング(物理ミキサーない人)
・どちらか1人がホストとしてミキサーソフト(例:Mixxx)を使用します。
・会議ソフトの場合は「スピーカー設定」を、仮想オーディオケーブル(例:VB-CABLEやLoopback)の出力に設定し、会議ツールの音声をミキサーに入れます。
3.Mixxx経由から配信をしたい人の場合
・ホスト側でMixxxを起動し、設定画面で「ライブ配信」設定を行います。
・配信先には、Icecastサーバーの情報(URL、ポート、マウントポイント、ユーザー名、パスワード)を入力します。
4.会議用ソフトでミックス配信したい人
・Mixxxで「放送開始」を選択し、会議ソフトの音声とホストの音声がミックスされた状態でIcecastサーバーに送信されます。
・Icecastサーバーで接続が確認できれば、リスナーに配信が開始されます。
5.クラウドミキサー経由で配信したい人
・各パーソナリティがCleanfeedなどのクラウドミキサーに接続し、オンラインで自分の音声をミックスします。
・Icecastサーバーに送る。クラウドミキサーから直接Icecastサーバーに配信する設定ができる場合は、そのままIcecastに接続します。設定方法はサービスによって異なるため、Cleanfeedなどの設定に従います。
・配信を開始すれば、各パーソナリティが別の場所にいても1つの音声ストリームとして配信されます。
6.応用
・応用として、Icecast2をむき出しにするのもどうかな?と、思うので、ストリーミングを受信して聴けるようにするWEBページを自作します。
・チャット機能などを付けるといい感じに仕上がると思います。
注意点
・音質確認:リモートでの音声ミキシングは、音質に影響が出やすいので、事前にテストすることをお勧めします。
・遅延管理:別々の場所から配信すると遅延が発生することがあるので、会話のタイミングに注意が必要です。
これらの方法を使えば、2人が別々の場所にいても1つのチャンネルで同時に配信できます。
ただし、Icecast2が絶対に必要です。
次回は、より具体的に作り方を1番簡単でシンプル、綺麗だった方法を記事にしますね。ではまた。
※具体的な作り方記事
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